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+1(900)の電話番号はどこの国?入国管理局を名乗る詐欺に注意!

2024年9月に入り、「+1(900)」で始まる国際電話番号からの怪しい着信が相次いで報告されています。

着信した人からは「カタコトの日本語が聞こえた」という声もあり、入国管理局やNTTファイナンスを名乗る詐欺電話である可能性が高いと考えられています。

十分に注意してください。

 

 

+1(900)からの不審な国際電話に要注意

+1(900)からの不審な国際電話に要注意

2024年9月以降、「+1(900)」から始まる国際電話番号からの怪しい着信が増加しており、SNSでも「カタコトの日本語のテープが流れた」という投稿が目立つようになっています。

このような電話は、入国管理局やNTTファイナンスを装った自動音声詐欺の可能性が高いため、着信があっても応答せず、そのまま無視し、絶対に折り返しの発信をしないよう注意してください。

 

入国管理局やNTTファイナンスを装う詐欺の可能性

2024年以降、入国管理局(現在は出入国在留管理庁)やNTTファイナンス、ドコモなどを名乗る詐欺電話が増えています。

これらの詐欺電話は国際電話番号を使ってかけてくることが多いので、見覚えのない国際電話には応答せず、無視するのが安全です。

ただし、「+81」から始まる番号は日本国内からの電話の可能性があるため、この場合は「+81」を「0」に置き換えて、知っている番号か確認してください。

見覚えのない場合は、検索サイトで「+81」を「0」に変えて調べると、発信元の情報が見つかることがあります。

 今般、出入国在留管理庁や地方出入国在留管理局などの職員を名乗る不審な電話に関する相談が多数寄せられています。
出入国在留管理庁及びその地方官署の職員が、電話で金銭を要求することは一切ありませんので、ご注意下さい。

また、入管を名乗る不審な文書が届いた場合は、同文書に記載されている送付元の地方出入国在留管理官署の部署が実在するものか当庁HPにて確認し、必要に応じて当該官署(部署)に対し照会事実の有無をお問合せ願います。

文章引用元:出入国在留管理庁

 

「+1(900)」は特別料金の電話番号なので、折り返しはしないでください

「+1(900)」は北米(アメリカ、カナダ、カリブ海諸国)で使われている国番号「+1」と、高額な通話料が発生する「900」番号を組み合わせたものです。

「900」番号は日本でかつて使用されていたダイヤルQ2に似たもので、この番号に発信してしまうと非常に高額な通話料金が発生する可能性があります。

例えば、Wikipediaでは1分あたり2.99米ドル、その後は1分ごとに0.99米ドルがかかるケースが紹介されており、redditでは700ドル以上の請求が発生した例も報告されています。

決して折り返し電話をしないようにしましょう。

※ 一部の国際電話では「900」番号への発信がブロックされている場合もありますが、リスクがあるため、発信は控えてください。

 

知らない番号からの着信をiPhoneで消音にする方法

iPhoneを使っている場合、不明な番号からの着信を自動で消音にすることができます。見覚えのない番号からの着信が頻繁にある場合は、「不明な発信者を消音」の設定が便利です。

この設定を有効にすると、対象の着信は自動的に留守番電話に回され、履歴には着信情報が残ります。

設定方法は以下の通りです。

  1. 設定アプリを開く
  2. 「電話」をタップ
  3. 「不明な発信者を消音」をタップ
  4. 「不明な発信者を消音」をオンにする