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「規約違反のため、12時間後にアカウントがブロックされます。」というTelegramのSMSは詐欺メッセージ!

2024年9月25日以降、「規約違反により、規約違反のため、12時間後にアカウントがブロックされます。」という内容のSMSがTelegramから届いたという報告が、SNS上で多く寄せられています。

この記事では、このメッセージが詐欺なのかどうかを詳しく調査しました。

 

 

「規約違反のため、12時間後にアカウントがブロックされます。」というTelegramのSMSに関する報告

2024年9月25日以降、「規約違反により、12時間後にアカウントが停止される」という内容のSMSがTelegramから届いたという報告が、SNSで相次いでいます。

確認されたSMSの内容は以下の通り。

  • 「規約違反により、12時間後にアカウントが停止される」という警告
  • 停止を回避するために、指定のリンク先で確認手続きを行うよう促される
  • リンク先のURLがTelegramの公式ドメインとわずかに異なっている

 

「規約違反のため、12時間後にアカウントがブロックされます。」というTelegramのSMSは詐欺です

SNSやRedditで報告されたメッセージのリンク先には、wek-teiegram-j[.]topやlogin-telegram[.]comというURLが使われていますが、これらはTelegramの公式ドメインとは異なります。

Telegramの正規のドメインは以下になっています。

telegram.org

詐欺メッセージのURLには、「login-」や「teiegram」というように、細かい違いがありますが、これは公式とは全く別のドメインです。

リンクをクリックすると、あたかも本物のログインページに見える偽サイトが表示され、そこで入力した認証情報が盗まれる可能性が非常に高いです。

さらに、当方の調査によると、詐欺に使われたlogin-telegram[.]comというドメインは、2024年9月23日に登録されたばかりであることが判明しました。

この登録情報はWhoisで確認することができます。

数日前に登録されたドメインが、Telegramの正規の確認用ページである可能性は極めて低いため、詐欺目的で急遽作成されたものであると考えられます。

 

詐欺SMSに対するユーザーの対応策

上記の調査結果から、このSMSは詐欺である可能性が極めて高いと言えます。

リンクをクリックして、個人情報や認証情報を入力すると、それらが詐欺師に盗まれる危険性があるため、このようなメッセージを受け取った際は、リンクにアクセスせず、すぐに削除することを強く推奨します。

 

まとめ

まとめ

この記事では、「規約違反のため、12時間後にアカウントがブロックされます。」というTelegramのSMSが詐欺であるかどうかについて調査しました。

この記事が皆さんの参考になれば幸いです。